【クエン酸】で掃除する際の「注意点」とは?気軽に使うためにおさえておくポイントを解説

掃除にとても便利な「クエン酸」。しかし、クエン酸には使う際にいくつかの注意点があることを知っていますか? 今回は、そんなクエン酸の注意点について詳しくまとめました。本記事を参考に、クエン酸を上手に使いこなしてキレイを実現しましょう!

本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています

  • 13921
  • 144
  • 0
  • いいね
  • クリップ

クエン酸を安全に使うために

クエン酸は適切に使えば掃除に役立ちます。ところが、使い方を誤ってしまうと期待していたほど汚れが落ちなかったり、クエン酸を使った場所にダメージを与えたりすることになります。

クエン酸掃除を始める前に、クエン酸を安全に使うための注意点を心得ておきましょう。

塩素系漂白剤と併用しない

クエン酸を扱うときにもっとも注意してほしいのが、「塩素系漂白剤との併用」です。塩素系漂白剤とクエン酸を混ぜてしまうと、有毒な塩素ガスが発生してしまいます。

塩素ガスを吸い込んでしまうと、めまいや吐き気が起こるだけでなく、最悪の場合死に至ることもあるほどです。

とくに、風呂場やトイレなどの密室では、ガスがすぐに充満してしまいます。誤って塩素ガスが発生してしまったときは、強い刺激臭がするので速やかにその場を離れて換気を十分に行いましょう。

同じ日に掃除することは避け、洗剤を使う日をずらすなど工夫をすると◎。

目に入らないように注意

クエン酸は肌への刺激は少ないですが、目に入ってしまうと強い痛みを感じることも。

誤って目に入ったときはすぐにたっぷりの水で洗い流します。十分な水で流しても痛みが取れない、ヒリヒリするときは、医師の診断を受けましょう。

クエン酸で掃除をする際の注意点

クエン酸はいろいろな場所の掃除で使えるアイテムですが、使うのに適さない素材もあります。また、掃除のやり方を誤ると、素材を傷めることになるので注意しましょう。

注意したいポイントを知らずに掃除をしてしまうと大変なので、クエン酸掃除の注意点について紹介していきます。

素材を確認して使用する

クエン酸は汚れを落とすだけでなく、除菌や消臭の働きもあるので、あらゆる場所の掃除に使いたいと思うでしょう。

ところが、使う素材によっては強いダメージを与えてしまい劣化が進みます。クエン酸を使わない方がよいのが、「石材」「コンクリート」「金属」などです。

石材やコンクリートは表面を溶かし、金属は錆びが発生しやすくなります。掃除をする前にその箇所の素材をよく確認してから、クエン酸掃除を行うようにしましょう。

長すぎるパック利用はNG

クエン酸掃除をするときは、使用時間に注意しましょう。汚れをしっかりと落とすために、放置時間を長くとるとそれだけ素材に与えるダメージも強くなります。

たしかに、長時間置いた方が汚れ落ちもよくなりますが、素材が劣化するのは避けたいですよね。

クエン酸を放置して汚れを分解したいときは、1時間から一晩を限度にとどめるのが望ましいでしょう。

洗いやすすぎはしっかりと

クエン酸を使って掃除をした箇所は、残りがないように十分すすぎを行うことが大切です。クエン酸は揮発性がないので、十分洗い流さないと成分が残ってしまいます。

成分が残っていると消臭や除菌の働きも長持ちしますが、長時間の放置は素材の劣化につながるので注意をしましょう。

保存をする際の注意点も確認

クエン酸は殺菌作用が強いので長持ちしますが、保存方法には注意が必要です。保存の際に気を付けたい点がいくつかあるので、紹介していきます。

湿気に注意

クエン酸を保存するときは、空気や水にできるだけ触れないようにして、直射日光の当たらない風通しのよい場所に置いておくのがおすすめです。

クエン酸は湿気に弱いので、水分が入り込まないように気を付けます。保管しておく分については、密閉容器に移し替えて高温多湿の場所を避けて保管するのが望ましいです。適当な場所が見つからないときは、冷蔵庫に入れるとよいでしょう。

また、クエン酸はパッキン付きの袋に入って販売されている物がほとんどです。袋のまま保存するときは、しっかりと袋を閉じたことを確認してから片付けるようにします。

スプレーは長期保存しない

クエン酸と水で作るクエン酸スプレーを作っておくと、キッチンやお風呂、トイレなどいろいろな場所の掃除にさっと使えて便利です。

クエン酸自体は長く保存できますが、加工した場合は劣化が早くすすむようになるので、1〜2週間を目安に使い切るようにしましょう。

掃除のポイントを押さえてキレイを実現

クエン酸は食品にも使われているので、食用のクエン酸であれば口に入れても問題ないのがメリットです。しかも、汚れ落ちがよく除菌や消臭効果もあるので、いろいろな場所の掃除に適しています。

天然由来の成分とはいえ、「塩素系漂白剤と併用しない」「放置時間を長く置きすぎない」などいくつかの注意点があります。

注意点をしっかりと心得て、クエン酸で家の中をピカピカにしましょう!

  • 13921
  • 144
  • いいね
  • クリップ
コンテンツを違反報告する

あなたにおすすめ

関連キーワード

関連アイデア

カテゴリ

このアイデアを投稿したユーザー

暮らしに関するお役立ち情報お届けします。節約や子育て術、家事全般、お掃除や収納の詳しいテクニック、ペットとの快適な暮らしのヒントなど、生活に役立つ情報を見つけて…

LIMIA 暮らしのお役立ち情報部さんの他のアイデア

住宅設備・リフォームのデイリーランキング

おすすめのアイデア