テーブルウェアにこだわろう♪おしゃれでコスパの高い器6点を紹介
食事をする際に欠かせない「テーブルウェア」。盛り付けの良しあしも、使っている器のイメージで変わります。「すてきな器は高い」と思われている方は必見! 今回は、おしゃれでコスパの高いテーブルウェアを6点紹介します。お気に入りの器を使うと、いつもの食卓の雰囲気が豊かに彩られますよ。器好きな方にぴったりのイベントもあるので、ぜひチェックしてくださいね♪
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テーブルウェアとは?
洋食器のコーディネイトでよく耳にする「テーブルウェア」とは具体的に何を指すのでしょうか?洋食器が生まれたヨーロッパの食文化の歴史にそって解説します。
食事に使う器や道具の総称
テーブルウェア(tableware)とは、簡単にいえば「食事に使う器や道具の総称」です。
主に「陶磁器の皿類」を指しますが、カトラリー(ナイフ、フォーク、スプーンの総称)、グラスウェア、コースターやマットなどの布製品も含まれる場合があります。
アメリカでは、テーブルウェアは「ディナーウェア」とよばれ、一般的にカトラリーは含まれません。また、イギリスでは陶磁器の皿類を「クロッカリー(crockery)」、アイルランドでは「デルフ(delph)」とよびます。
地域によって分類の仕方や名称が異なることを覚えておくとよいですね。
中世の食事事情
テーブルウェアは中世ヨーロッパの食事事情と密接な関係があります。テーブルウェアが確立される前はどのように食卓を囲んでいたのでしょうか?
中世以前のヨーロッパでは貴族も平民も指を使って食事をしており、ナイフやフォークなどのカトラリーはおろか皿さえも使わずに、丸く切ったパンを代用していました。
今でいう食事の作法は存在せず、「指は神様が与えられた優れた道具」という考えにもとづいて指を使っていたのです。
ちなみに、マナーの心得のある貴族は親指、人差し指、中指の3本を、平民は5本の指を使って食事をしていました。現在のテーブルウェアの豊富さやマナーの厳格さを思えば信じられないですね。
磁器の登場と西洋の食卓
食器文化が発展したのは16世紀以降で、一説では、テーブルウェアという呼び名は1766年頃に使われはじめたといわれています。
その背景には、中国からの磁器の伝来やドイツでの磁器製造などがありました。18世紀は各地で磁器窯の開窯が相次ぎ、ヨーロッパ全土における食器文化が花開いていきます。
イギリス製テーブルウェアの代名詞となる「ボーンチャイナ(動物の骨灰を原料に混ぜたもの)」が製品化されはじめたのもこの時期です。
磁器を中心としたさまざまなテーブルウェアが生まれると同時にテーブルマナーも洗練さを増し、現在の「西洋の食卓」が形作られていきました。
次の章では、人気のテーブルウェアショップのおすすめアイテムを紹介しましょう。
高コスパ テーブルウェアイーストの器3選
〔テーブルウェアイースト〕は、美濃焼を中心とした和食器や洋食器を扱う通販サイトで、品ぞろえは日本最大級を誇ります。毎日使いたくなるコスパの高いテーブルウェアを厳選しました。
深底で使いやすい 土物のカレー皿
黒土を使用した陶器製のカレー皿で、アレンジ次第で和風にも多国籍風にも見えるところがおしゃれです。リムの内側でスプーンが止まる設計になっているので、ご飯やカレーがしっかりとすくえますよ。
具だくさんのシチューやサラダなどかさのある料理もたっぷり入り、盛り付けによってはカフェのようにきれいな盛りつけができるでしょう。
カラーは食卓をパッと明るく見せるブルーとイエローの2色で、つややかで滑らかな質感が特徴です。食洗機が使用できるのも便利ですね。
料理が映える乳白色 凜花
花をかたどったようなデザインとやさしい乳白色の色合いがすてきな《凛花シリーズ》は、日々の食卓にあたたかさをもたらしてくれる逸品です。
料理の色を引き立て、かつ上品に見せてくれるので、料理上手になった気分になりますよ。
ボウル(中)は14.6cmの中鉢で、1人分のサラダやシリアル、煮物などに最適なサイズです。ナチュラルな天然木のテーブルやシンプルな色合いのテーブルクロスと相性がよく、洋食、和食のどちらにも使えます。
モダンな小皿 エストマルク
《エストマルク》は、カジュアルからフォーマルまで幅広く使える美濃焼のミニプレートセットで、クロス、ボーダー、トリクル、ストライプの柄が楽しめます。
無駄のないシンプルなデザインなので、料理の色や形がよく引き立つのがポイントです。サラダやおつまみ、スイーツ、ソースなどを入れる用途のほか、アクセサリー入れやお香立てとしても重宝するでしょう。
料理好きな友人へのプレゼントにもぴったりですよ。
窯元直営 テーブルウェアファクトリーの器3選
〔テーブルウェアファクトリー〕は岐阜県瑞浪市にある窯元が運営するショップで、クオリティーの高い陶磁器がリーズナブルな価格で手に入ります。
桜が浮かび上がる さくらカップ
《さくらカップ》は、器全体がさくらの形になっており、お茶を入れると形が浮かび上がるキュートなアイテムです。白色のシンプルなカップなので、緑茶を入れたときの色合いがすがすがしく感じるでしょう。
さくらをかたどった同じシリーズのプレートとセットで使うのがおすすめです。値段がリーズナブルなので、客用にいくつかそろえておくとよいですね。
レストランのような美食器 バルサ
《バルサ》は四角いリムのついた真っ白なプレートで、レストランやカフェのようなスタイリッシュさが演出できます。
パスタやサラダを盛り付けるのに最適で、いつもの料理がおしゃれに見えてしまうから不思議です!ゲストを招いてのパーティーに使ってみましょう。
ある程度の深さがあるため、スープパスタやカレーなどの汁が多い料理にも使えます。日本製なのもうれしいポイントですね。
ケーキプレートに フォーエバーハート
テーブルウェアイーストきってのロングセラーで、かつ高い人気を誇るのが《フォーエーハート》のケーキプレートです。
真っ白なプレートの縁にはたくさんのハートの透かしが入っており、ロマンチックなティータイムを演出してくれるでしょう。
こちらはおしゃれなアイテムを扱う雑貨店でも実際に取り扱っているプレートなのだそうですよ! 小皿から大皿までさまざまなサイズがあるので、料理に合わせて選びましょう。
うつわ好きは、このイベントへ行こう
快適でセンスのよい食卓を作るポイントは、より多くのテーブルウェアに触れることです。各地では、テーブルウェアに関するさまざまなイベントを行っているので積極的に足を運んでみましょう。
テーブルウェアフェスティバル
器好きはもちろん、そうでない人も楽しめるとっておきのイベントが国内最大級の器の祭典『テーブルウェアフェスティバル』です。2020年は東京ドームで2月2日~10日までの9日間にわたって開催されます。
各界の著名人がテーブルセッティングによる食空間を提案したり、和、洋食器の有名ブランドによるテーブルコーディネイトが鑑賞できたりと盛りだくさんの内容で、1日いるだけで多くのことが学べるでしょう。
毎回コンセプトや内容が変わりますが、2020年は令和初の開催ということで「和」がテーマになっています。
販売ブースには海外ブランドの新作や提案商品など、ここでしか買えないテーブルウェアが並ぶので、この機会にアイテムを買いそろえるのもおすすめですよ。
料理がさらに映える器を
料理は舌で味わうだけでなく、目で見て楽しむものともいわれます。テーブルウェアは、料理を引き立てる大事な役目を担っており、色や形にこだわることで、料理の味や香りをより高めてくれるでしょう。
通販サイトでは市販ではなかなか手に入らない個性的でおしゃれな器を多く扱っています。家庭用はもちろん、贈り物をするときにも役立つでしょう。
テーブルウェアの知識を得たい人や感性を磨きたい人は関連イベントに足を運んでみるのもよいですね。
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