11月14日～横浜の洋館エリスマン邸でインテリアフェス開催

「懐かしいけど新しい」がテーマのインテリア展示

神奈川インテリアコーディネーター協会（KICA）が横浜の洋館、エリスマン邸で行っているインテリアフェスティバル。インテリアコーディネーターが手がけるインテリア展示が毎年注目を集めている。今年の展示テーマは「懐かしいけど新しい」。古いもののよさを活かしつつ、新たなデザインをつくり出すことを目指し、神奈川インテリアコーディネーター協会による懐かしく新しい空間を提案する。

セミナー＆ワークショップ（参加無料・予約制）も開催

昨年も好評だったセミナー＆ワークショップも同時開催（予約制）。ファブリックパネルや苔玉づくり、収納の講座など、インテリアのプロたちから今すぐ使えるノウハウを教えてもらえるチャンス。

◆11月17日（火）
11:00～ ファブリックパネル作製ワークショップ【定員20名】
14:00～　KICA会員交流会【KICA会員限定】

◆11月18日（水）
11:00～　苔玉作り体験（講師：柏原 雪子氏）【定員：10名】
13:30～　照明セミナー「懐かしいけど新しい照明のお話し」（講師：瀬脇 美奈子氏）【定員：20名】

◆11月19日（木）
11:00～　インテリアセミナー「今日から片付けたくなる整理収納入門」(講師：松本 郁里氏) 【定員：20名】

※セミナーのお申込みについては、HPのお問い合わせフォームに「参加セミナー名」を必ず添えてお申込み下さい。

アントニン・レーモンドによる洋館・エリスマン邸が会場

KICAフェスティバルの最大の魅力は、美しい洋館・エリスマン邸の室内でインテリアコーディネイトを展開する点。クラシックな洋館の中で見る家具やインテリア小物はいつもと違って見えてくるはず。

エリスマン邸は大正 15（1926）年、スイス人の生糸貿易商フリッツ・エリスマン氏の邸宅として建てられた木造の洋館だ。近代建築の父、アントニン・レーモンドの設計を手がけたもので、1 階の応接室、ダイニング、サンルームにはレーモンドによる家具が復元展示されている。一度解体された後に1990年に元町公園内に再現された。煙突や屋根窓、上げ下げ窓、鎧戸といった異人館的要素と、軒の水平線の強調など、設計者レーモンドの師匠である世界的な建築家であるフランク・ロイド・ライトの影響が融合している。

神奈川インテリアコーディネーター協会（KICA）とは？

KICAとは、神奈川県及び近県のインテリアコーディネーター資格取得者を主体とする協会で、「住まい」に関する知識や経験の交流と活用を通じて生活文化の向上を目指す。より質の高い、美しいインテリアを提供。賛助会員であるインテリア関連企業とインテリアコーディネーターとの意見交換の場を設け、新商品の知識をより早く取り入れられるような仕組みをつくっているのも特徴のひとつ。エコロジーに配慮し、グローバルな視点を持って住環境を考えるよう心がけているそう。

クラシックな洋館と、インテリアのプロが手がけた展示のコラボレーション。このフェスティバルは、インテリアコーディネーターの仕事を直に感じられる機会。展示コーディネイトや家のインテリアで気になることがあったら、気軽に話しかけてみよう。秋の横浜・山手散歩を楽しみながら、古くて新しいインテリアコーディネートを楽しんで。

【開催概要】
KICAフェスティバル2015

期間／2015年11月14日（土）〜19日（木）
場所／神奈川県横浜市中区元町 1-77‐４　
※みなとみらい線「元町中華街駅」元町出口６アメリカ山公園経由 徒歩 6 分

主催： 公益社団法人 インテリア産業協会共催： 神奈川インテリアコーディネーター協会