地震対策は引っ越しや部屋の模様替えのついでなら面倒くさくない!

地震速報の音が鳴るたび「地震対策をしなきゃ!」と思っても、家具の耐震補強となると、大掛かりな印象が先行して後回しにしてしまいがちです。いつかはやりたい家具の地震対策。引っ越しや部屋の模様替えのタイミングでついでにやってしまうのはいかがでしょうか。

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耐震補強をしている家は全体の半分以下

大型地震が続くようになってから耐震補強をしている家庭は増えているそうで、内閣府大臣官房政府広報室の調べ(※)でも、「家具・家電などを固定し、転倒・落下・移動を防止している」と答えた人は、全体の40.6% となっています。(総数1894人複数回答)

とはいえ、半分以上の家庭はまだ耐震していないことになります。小さな子どもや体の自由が利きにくい人がいれば、なおさら早めに対策したいところ。

そんなとき、引越し見積り比較サイトの〔引越し侍〕さんから「家具や家電を移動させる引っ越しや部屋の模様替えのタイミングは、地震対策を行うチャンスですよ」というアドバイスをいただいたのです。

※〔大地震に備えている対策世論調査 / 内閣府大臣官房政府広報室〕
https://survey.gov-online.go.jp/h29/h29-bousai/zh/z08.html

やっておくべき3つの地震対策

引っ越しや部屋の模様替えなどで家具を移動するタイミングなら、たしかに“ついで”に地震対策できそうです。具体的に、何からどんな風に始めるのが良いか、引越し侍さんにお聞きしたところ、とくにやっておくべき“3つの対策”があるとのこと。

1. 安全第一の家具配置

万が一家具が倒れたとき、どのように倒れてしまうか想定して配置します。たとえば長方形の家具なら、面積がもっとも広い面が下になって倒れます。また、仮に倒れたときに避難経路を塞がないかの確認も大事です。そのため、仮に倒れたときにドアなどの避難経路を塞がないかの確認が大切です。

子ども部屋の場合は、就寝時お子様のベッドの上にタンスなど大きな家具倒れてこないか、ベッド付近に勉強机があれば、机上の小物が落ちてこないかをなどを想定します。あわせて、倒れた家具が出口を塞いでしまって非難が遅れてしまうことのないように家具を設置することが大事です。

2.家具の転倒を防止する

家具と壁をL字金具で固定するのがベスト。このとき、壁のなかにある桟(さん)という骨組みと家具を固定することが大事ですが、壁に桟がなかったり、コンクリート壁だったり、賃貸物件の条件で固定NGだったりすることもあります。その場合は、耐震用の突っ張り棒で家具を天井で支えます。

家具が転倒した場合の想定だけでなく、家具自体の転倒防止対策も必要です。転倒防止用品はホームセンターなどでも販売しています。

3. ハザードマップや避難場所の確認

最寄りの避難場所と、浸水地域や危険な場所などがわかるハザードマップを確認します。ハザードマップは、居住区市町村のホームページにあります。

また、避難場所は確認するだけでなく、家族と共有しておきます。実際に避難場所まで一緒に行ってみたり、家族そろって日ごろから意識したりしておきます。定期的に家族で防災訓練をしておくと、いざというときの冷静な判断や非難につながります。

家族みんなでいざというときのための話し合いをするにも、引っ越しや部屋の模様替えは良いタイミングになりそうです。

●ライター 力武亜矢

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