
あなたの都市ガス料金はどのくらい?全国平均と節約術の秘訣とは
家庭の熱源に対する自由化が進む中、都市ガスも2017年4月から自由化の対象となりました。これによりガス会社が選べるようになりましたが、皆どのくらいのガス料金を支払っているのか、気になりませんか? 今回は生活に欠かせないガスの平均料金と、もっと安くするための節約術をご紹介していきます。
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都市ガスの平均料金を知ろう!
ガスといえば、一般的に都市ガスとプロパンガスに分けられます。そのうち、都市ガスの普及率は55%であり、㎥ごとの単価料金も都市ガスの方が安いのが相場です。2つを比較すると、およそ2倍以上の差がある地域もあります。
では、都市ガスの料金は平均でどのくらいになるのでしょうか? 日本ガス協会の調査によると1つの家庭につき、ガス料金平均は月4,495円いう結果が出ています。ちなみに1人暮らしの場合は月2,997円です。あくまで平均のため、季節によって使用料金は大きく異なり、夏と冬では1人暮らしで約1.26倍、一般的な家庭で1.38倍になるといわれています。
ここで注意したいのは、上記は2016年11月の情報ということです。都市ガスの自由化が実施された現在では、都市ガス単体の使用料金だけでなく電気料金とのセットプランでさらに安くなったり、短期間で値段の変動があったりしています。
サービスの多様化と価格変動により、使用量だけで平均料金を判断するのは難しくなりました。だからこそ、節約の仕方次第ではこれまでの料金よりも下がる可能性があります。
毎日の小さな努力で節約! ガス代を安くするには?
ガス代は油断をしているとあっという間に高くなってしまいます。そのため、意識して使用量を減らす努力をしましょう。
以下に日常でできるガス代節約の方法をまとめてみました。1つ1つの節約できる量は微量ですが、意識的にこなしていけば、年間3,000円以上の節約が期待できます。
【風呂編】
・浴槽の追い炊きを使わない
お風呂でできるポピュラーな節約方法です。追い炊きの時間には湯量も関係してきますので、1畳ほどの広さのユニットバスにお湯を張るのであれば、人数が多い家庭ほど追い炊きでガス代がかかってしまいます。入る順番をあらかじめ決めておき、一気に入浴を済ませてしまうのが良いでしょう。
・浴槽のフタはこまめに閉める
浴槽のフタを開けっ放しにしていると外気に触れる時間が長くなり、お湯が冷える速度も速くなります。浴槽のお湯を使う場合、全てのフタを開けるのではなく桶を入れる部分だけを開けて使うようにしましょう。
・シャワーをかけっぱなしにしない
冬になると特に気を付けたいのはシャワーのかけっぱなしです。この時間を1分減らすだけでも、月にすれば1人30分は節約できます。また設定温度を1℃下げると、その分ガス代の節約になります。
【台所編】
・ガス給湯器のお湯を出しっぱなしにしない
これはお風呂のときと同じです。タライに浸けた食器は一気に洗い、まとめて流すと大した量のお湯は使わずに済みます。また、お米のとぎ汁は油汚れに強いため、浸け置き用の水としてタライに溜めておくと、シャワーや洗剤を使う量を減らせます。
・油汚れはお湯よりビール
油汚れにはお湯を使いますが、実は残ったビールだけでもスルスルと落ちます。炭酸アルコールは揮発性が高いので最後に水拭きも要りません。食器に限らず、コンロ回りや換気扇などにも応用可能です。家庭で余ったビールがあれば活用しましょう。
・食器を洗うときはガス給湯器を使わず食洗器を使う
いっそ食器を自分で洗わない方法です。ガス代、水道代ともに料金の削減が期待できます。自分で洗う手間も時間も減るため、ガスの節約以外にもメリットが大きい方法です。
・強火ではなく中火で調理する
よほど火力のいる料理ではない限り中火で調理しても問題はありません。また、鍋やヤカンの底から炎がはみ出るのは強火の域を超しており、ガスが無駄になります。こういった場合にも火力を抑えることで、その分無駄なくガスを使えるでしょう。
【その他】
・料金プラン、または契約会社を変える
契約中の会社でプランの見直しをしてもらう方法です。地域によっては都市ガスの会社が複数あるため、比較見積もりをする方法があります。また、電力会社が電気とガスのセットプランを提供している場合があるため、ガス会社に限らず広い視野を持つことも大切です。
シミュレーションをしてみよう
現在、大手のガス会社を含め料金プランのシミュレーションができるサイトが増えてきました。自分がガスをどのくらい使っているのかを調べ、どのくらいの料金がかかるのか、目安を知ることができます。インターネット上なら時間と場所にとらわれずに確認ができるため、空き時間に調べることも可能です。
まとめ
都市ガスの自由化はまだ始まったばかりです。これから先、新規参入のガス会社や各社の料金プランが増える可能性は十分あります。契約会社を変更するのもいいですが、料金プランの見直しや普段の生活における節約も大切といえます。ガスを上手に節約して、家計をサポートしましょう。
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