有機肥料のおすすめ7選｜選び方や種類も解説

有機肥料と化学肥料などとの違い

肥料は大きく分けると有機肥料と化学肥料と2種類あります。

有機肥料は、動物の糞や骨粉を使用した動物性の商品と、米ぬかや草木灰を使用した植物性の商品と分けられます。有機肥料のメリットは、植物や土に対して肥料の効果がゆっくり長く効くことです。反対にデメリットは、肥料の養分の吸収スピードが遅いことがあげられます。

一方で化学肥料は、空気中の窒素や鉱物などを使用した商品です。化学肥料は肥料の吸収スピードが速いのがメリットではありますが、肥料をあげすぎると「肥料やけ」を起こしてしまうデメリットがあります。

他にも、培養土や堆肥なども聞いたことあるのではないでしょうか。培養土とは、肥料をミックスしてある用土のことです。元肥が不要なものが多いため、ガーデニングや家庭菜園の初心者さんにおすすめ。

そして、堆肥は有機肥料と同じく植物や動物からできた商品です。有機肥料との違いは、堆肥は土の環境を良くするために使用されるというのがポイント。

有機肥料の選び方のポイントは2つ

用途から選ぶ

植物を植える前の「元肥」で使う

有機肥料の用途によって、選ぶ肥料は異なります。

例えば、植物の苗や種を植える前に、準備しておく肥料の「元肥」で使用する場合は、吸収速度がゆっくりな油かすや米ぬかの有機肥料がおすすめです。

また、有機肥料は熱が発生したり、虫が寄ってきやすくなるため、脱脂や発酵が行われいる有機肥料を選ぶと◎。

後から入れる「追肥」で使う

元肥に対して、植物の生育状況に応じて後から栄養を与える肥料を「追肥」と言います。

追肥の場合には、なるべく速攻性のある肥料が好ましいため、草木灰、鶏糞、魚粉などが含まれた有機肥料がおすすめです。また、草木灰や鶏糞などは水に溶けやすいため、追肥をしたらすぐに水を与えておきましょう。

原料の種類から選ぶ

動物性の有機肥料

動物性の有機肥料には、鶏・牛・豚の糞から、魚粉、骨粉（動物の骨）、カキ殻（有機石灰）、バットグアノ（コウモリの糞）などの動物から取れる養分を肥料にしている商品があります。

植物性の有機肥料

植物性の有機肥料は、米ぬか、油かす、草木灰、もみ殻くん炭などの植物の養分を利用した商品もあります。

動物性の有機肥料の匂いなどが苦手という人には、植物性の有機肥料がおすすめです。

有機肥料のおすすめ7選

有機肥料おすすめ商品比較一覧

※画像の一部はイメージです。
※記載している商品情報は、LIMIA編集部の調査結果（2022年3月）に基づいたものです。
※記事内のデータは、LIMIA編集部の調査結果（2022年3月）に基づいたものです。
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