何をシェアする?リビタによるホテル「HATCHi金沢」3月に始動
リビタが手がけるシェア型複合ホテル「THE SHARE HOTELS」の第一号店となる「HATCHi」が、石川県金沢市橋場町にて3月18日からオープン。1月に宿泊予約を開始して以来、既に話題沸騰中の宿泊施設です。金沢を訪れたら絶対泊まりたい!
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地域密着型ホテル、「HATCHi」の想いとは
3月18日に一般宿泊を開始する「HATCHi 金沢」は、リノベーションを総合的にプロデュースするReBITA(リビタ)の新規事業、シェア型複合ホテル「THE SHARE HOTELS」(ザ シェア ホテルズ)の第一号店としてつくられたものだ。
「シェア型複合ホテル」とは、空間やモノだけでなく、そこに集まった多様な人々のアイデアや知識、ライフスタイルや価値観をシェアする場やきっかけがあるホテルのこと。「THE SHARE HOTELS」は、「日本の未来が宿る場。をつくる」をコンセプトに、「日本の未来は地域(ローカル)にこそ宿る」という信念を掲げ、今後、全国5カ所の展開を計画中だという。
第一号店の「HATCHi 金沢」は、「北陸ツーリズムの発地」が主なコンセプト。北陸の玄関口となる金沢から、その先の北陸へと旅人を誘うきっかけがたくさん詰まったホテル。北陸に根ざした地域プレイヤーを多数起用し、場やスキルをシェアしながら、北陸の新しい旅のかたちを提案していく。
「HATCHi」という名前は、出発地点を表す日本語「発地」から由来。金沢から、まだ見ぬ北陸の各地へと旅人をいざなう場所でありたいという情熱が表現されている。
さらに、「HATCH」は英語で「卵を孵化する」という意味をもつ言葉。その後につく「i」には「individual(ヒト)」「item(モノ)」「information(情報)」など様々な思いを込めた。
プライバシーとくつろぎを追求した、居心地のいい宿泊施設
「HATCHi 金沢」の客室は、どれもシンプルながら旅行者のニーズに応える気持ちのいい部屋ばかり。2段ベッドのドミトリータイプの他にも、家族や恋人と気兼ねなく過ごせる個室タイプも用意しており、ひとりでもグループ旅行者でも、様々な用途で利用することができる。
ノープランで旅に出て、手ぶらで泊まっても大丈夫!
無料Wi-Fiやコンセントなどの環境はもちろん、一般的なホステルと異なり、ベッドメイクがなされる他、鍵付きロッカーやナイトウェア・各種アメニティのご用意(一部有料)があり、ホステル初心者でも気軽に宿泊できるのが嬉しい。
SHARED ROOMSは¥3,200〜/1人、
PRIVATE ROOMSは¥6,400〜/室
とカジュアルな価格帯が嬉しい。(注:オープン記念価格)
ひとりあたりの宿泊費のうち「50円」を、地域の資源や魅力的なコンテンツ、価値を再発掘するための活動に還元する取り組み「WATER」で、北陸の地域活性も行うという。
カフェも充実! 泊まらなくても楽しい場
宿泊施設だけでなく、カフェやダイニングも充実しているところが「HATCHi 金沢」の魅力。
もし泊まらなくても、金沢の旅の途中に立ち寄って、軽食や夕食を楽しむ場にもってこい。
ダイニングでは、約10年間金沢でくずし割烹料理を提供してきた「a.k.a.」が五感に響く和食を提供。数量限定のモーニングは、地元の山海の食材をベースに仕立てる金沢ならではのお料理に加えて、一つずつ土鍋で炊き上げるご飯も。
また、石川県野々市に店舗をもつ人気のコーヒースタンド「HUM&Go#」も出店。スペシャルティコーヒーをはじめとした多彩なビバレッジと、それらにマッチするキッシュやマフィンなどの軽食も用意している。
ゆっくりとくつろぎたい朝の時間、あなたは和食にする?それともコーヒーにする?
旅の醍醐味は、やっぱり地域とのシェアリング。
体験型の旅行が注目を浴びる昨今、やはり旅の醍醐味は、見知らぬ人との出会いや経験の共有。「HATCHi 金沢」でシェアするのは、空間やモノだけでなく、そこで出会った多様な人々のアイデアや知識、ライフスタイルや価値観も含まれる。
レセプションカウンターを兼ねたキオスクには、北陸の魅力を集めたギフトショップ「[g]ift」が出店。外国人観光客だけでなく、幅広い層にも楽しめるアイテム展開で、お土産にぴったり。
また、ショーケースには、北陸をテーマに各地の土地や文化に焦点を当てた展示や、「HATCHi 金沢」オリジナル商品やポップアップ商品の販売も行う。ダイニングや客室を巻き込んだ大規模な企画も現在計画中とのこと。
地下一階にはシェアキッチンの設備が。近くに金沢の台所である近江町市場があるので、仲間と一緒に食材を調達し、料理をつくるのもたのしい! 郷土料理のワークショップも定期的に開催を予定しており、金沢を食から楽しみたいという方も大歓迎。
そもそもリビタとは?
ReBITA(リビタ)は、「くらし、生活をリノベーションする」をコンセプトに、既存建物の改修・再生を手がける会社として設立。「次の不動産の常識をつくり続ける」を経営ビジョンに掲げ、一棟、一戸単位のマンションや戸建てのリノベーション分譲事業やリノベーションコンサルティング事業、シェア型賃貸住宅の企画、運営、PM・サブリース事業を手がけている。
その他、印刷工場をオフィス商業複合施設にコンバージョンした港区海岸「TABLOID」や横浜みなとみらいにある街のシェアスペース「BUKATSUDO」など、『くらす』にとどまらず『働く』『遊ぶ』『学ぶ』に領域を広げたプロジェクトの企画・プロデュース・運営も多く手がけている。
金沢をはじめ、全国に展開
第一号店である「HATCHi 金沢」をはじめとして、続々と全国展開していく予定の「THE SHARE HOTELS」。
今年の夏には同じ石川県の金沢市に、そして秋には京都と東京に、来年の春には北海道に店舗を広げるという。
地域をリアルに体感するニーズに応え、これからの旅のスタンダードになるような楽しみ方を提案する宿泊施設をリノベーションで創る、「THE SHARE HOTELS」。リノベーションに長けたリビタだからこそできる、これからの新しい地域活性に期待したい!
◆施設名
THE SHARE HOTELS HATCHi 金沢
( 読み : ザ シェア ホテルズ ハッチ カナザワ )
◆開業日
2016年 3月18日(一般宿泊開始)
◆URL
http://www.thesharehotels.com/hatchi/
◆所在地
石川県金沢市橋場町 3-18
◆交通
JR「金沢」駅徒歩約 22 分、
バス約 7 分、タクシー約 6 分
◆客室数(定員)
ドミトリータイプ(SHARED ROOMS)
3種5室(定員 66名)
個室タイプ(PRIVATE ROOMS)
3種9室(定員 28名)
◆構造
鉄筋コンクリート造陸 屋根
地下 1階 地上4階建
◆建築年月
1966 年(築 50 年)
◆延床面積
933.30 ㎡(282.32 坪)
◆建築面積
231.00 ㎡(69.88 坪)
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