神原サリーのうふふ家電ジャーナル【10】親孝行ベッドサイド冷蔵庫

まるで家具みたい！　うれしい機能満載の便利家電

　あなたはベッド派ですか？　それとも布団派でしょうか？　断然ベッド派という方なら「それはいい！」と思ってもらえること請け合いの「ベッドサイド冷蔵庫」が今年2月にツインバード工業から発売されます。木目調の家具のようなデザインなので、冷蔵庫に見えにくく、うれしい機能が満載の全く新しい感覚の家電なのです。

　というのも、寝室というのは読書をしたり、音楽を聴いたり、ポータブルテレビで映画やドラマを楽しんだりと“第2のリビング”とも言える場所。1日のうちの1/3は寝室で過ごすのですから、手元に置いておくと便利なものを1か所にまとめておけたら、快適さが高まりますよね。

　この「ベッドサイド冷蔵庫」は500mlのペットボトルが6本入る冷蔵室のほかにも、引き出し式の小物入れや、足元灯、さらには携帯電話やスマートフォンの充電に役立つコンセントが2口設置されています。夜中にちょっとトイレに行くというときには、天面の大きな「足下灯」のボタンを押すだけで、やさしい電球色の明かりが灯ります。

体にやさしい弱冷（15℃）と、強冷（5℃）が選べる！

　冷蔵庫としての大きな特徴は、1年中15℃に庫内を保つ「弱冷」と、通常の冷蔵庫と同じくらいの冷たさにする「強冷」の2つの温度帯が選べること。最近は、コンビニエンスストアでも常温の水が購入できるようになっているなど、夏でも体を冷やさないように気をつける人が増えていますよね。

　特に夜中にトイレなどで目が覚めた時にノドの渇きをおぼえたときには、冷えすぎない常温の飲み物があるとうれしいものです。かと言って、出しっぱなしにしておいたのでは衛生面での上でも不安が募りますし、夏場などはかなりぬるい状態になってしまい、さすがにおいしく飲めないということに…。

　こうして考えてみると、1年中“冷やし過ぎない”飲み物が常備されているというのは、これまでにない新しい視点ですし、女性はもちろんのこと、お子さんやお年寄り、病後の方などにもとてもうれしい冷蔵庫なのだと思います。

水分補給で脱水症の予防にも！　ご両親への贈り物にもぴったり

実はこの「ベッドサイド冷蔵庫」の開発のきっかけは、「夜中に目が覚めてノドが乾いたな」と思っても、冷蔵庫まで遠いから面倒になって水分を取らない…そんなシニアの方たちの声があったからとのこと。年齢が高くなると、体そのものの水分保有量が少なくなることに加え、ノドが乾きにくくなることもあり、脱水症の予防にはこまめな水分補給が不可欠と言われています。

　「ベッドサイド冷蔵庫」があれば、ベッドから出なくても飲み物が取り出せますし、前述したように「弱冷（常温）」の温度設定もできるので、からだにもやさしい冷えすぎていない水分がとれるのがいいですよね。

　小物入れの引き出しは、お薬やメガネなどをしまっておいても見えやすいようにと、開けると白色のLEDが中を照らす設計に。また、足下灯のスイッチは、わざと凹凸感を持たせて設計してあるので、ベッドから手を伸ばして手探りで押してもわかるようなっているなど、至れり尽くせり。運転音も20dBと静音性が高いので、眠りを妨げません。

　冷蔵庫は壁にぴたりとくっつけて設置できるから、すきまに物を落としてしまう心配もありません。ベッドサイドの家具の代わりになる冷蔵庫、ご両親への「親孝行家電」として贈り物にもぴったりですね。家具調のブラウンのほかに、シンプルなホワイトのカラーもそろっているので、寝室のインテリアや好みに応じて選べます。


文・写真／神原サリー（家電コンシェルジュ）

【商品情報】
ツインバード工業　
ベッドサイド冷蔵庫HR-D282BR／HR-D282W　
想定売価は￥50,000前後　※2016年2月発売予定

本体寸法／W305×L480×H550㎜
製品重量／約16.8㎏
電源／AC100V 50Hz/60Hz　定格消費電力／65W（±10％）　電源コード長さ／1.8m
冷却方式／電子冷却方式

◆取り扱い／ツインバード工業
http://www.twinbird.jp